きみはきっと笑うだろう

記録とか歌詞とか、今の私とか。

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2013121 15:29

そびえ立つ、壁は果てが見えそうに無くて 到底、崩せやしないんじゃないかって だけどね、引き返すのも無理だから立ち尽くすしかなくて そういうときはね先ず、近くの壁から削ってみるんだよ 小さな石が無くなるまでねひとつめじゃ、まだ全然かもだけど いく…

20131211 23:16

遠く遠く見晴かし歩いていくどこまでもたどり着けるはずないのに 遠く遠く響く声立ち止まる立ち尽くす遮られて届かなかった ぱらり、ぱらり、今日も綴り ぽつり、ひとり、遺されて 俯けたままぼんやり見ていた触れてみようと、そうして「――、――――」 落とした…

20131210 14:44

眠れよ、悲しむこころ 訳もなく迫りあがってくるもの 目の前の彼女は、そうね その顔は醜さを知っていた、悼みをおぼえていた 私は思わず、目をそらしそうになって でも、駄目だわ、彼女をじっと見つめる 右の手を伸ばす、真っ直ぐ前へ 彼女もそうやって、ぴ…

20131209 23:41

確かキレイな空だったはずだけれど 曖昧にしか覚えていないんですまだ風のつめたい春の初めの頃でしたね 君は忘れたでしょうか出来れば怒らないで聞いてほしい 別に僕は忘れた訳ではないんです君が見つめていた空 それごと目に焼き付けたかったけれどやっぱ…

君に送る 

いいえ、いいえ。 あの色でなきゃ駄目なのよ。色を探して、さがして 鮮やかなひかり、いたみ。 泣き出してしまいたかった。 そこに身を投げ出して、叫びだしてしまいたかった。でも、触れられない。 自らの両の手を広げ、見る。 ああ、私じゃ、さわれない。…

20170409

灯りに群がる虫みたいに、 いつも光を追っている。 きらきら、きらきら。 眼下に広がる無数の光。 遠ざかっていくのを見つめながら。 途切れがちになって。 斜め前を浮かぶ翼が色をなくして、暗がりに沈むようになった頃。 首をもたげてるのも辛くなったから…

20131210 07:47

ゆらり ゆらり お山がゆれる ざわり ざわり から風さわぐ らりら らりら 小川はうたう お山の木こりさんよ 調子はどうだい今日もまた誰か 倒していくの?風に吹かれて ささやきざわめき馴染みのことば いつものひとりごと 小川のお水 くすりとわらう さてい…